2017年7月6日 大門~壇上伽藍~金剛峰寺~奥ノ院

歩き遍路を始めて3年目にして結願し、お大師様の聖地高野山にお礼参りに行ってきました。特に深い思いがあって行ったというよりスポーツ感覚で始めましたが、高齢化が進む中、遍路道の整備をしながら「世界遺産登録に寄せる四国の人たちの思い」を感じました。

また、同じ四国の中でも県民性や畑に生っている農産物、家の構えにも違いがある事など

実際に歩いて肌で感じる事が多く、この年になって学ぶ事も多くありました。それらすべての事を総括し、今回の歩き遍路で得たものを今後の生活で活かせるよう高野山にお礼参りをしてきました。

大門

高さ25,1mの大門。金剛力士像は奈良の東大寺南大門の像に次いで大きな像で立派のものでした。

壇上伽藍

弘法大師が高野山を開山した時、真っ先に整備した壇上伽藍は金堂、根本大塔を中心に大小の諸堂が集まる高野山の聖地です。

金剛峯寺

高野山真言宗4000ヶ寺の総本山

奥の院参道

一の橋から御廟まで約2Kmの道には樹齢数百年の杉木立の中、戦国大名をはじめ、20万基を超える墓石が並びます。

弥勒石・・善人には軽く、悪人には重いと言われ別名「重軽石」といわれています。とっても軽かったので私は善人??

奥の院

ここから先は神聖な場所なので撮影は控えました。

宿坊 熊谷寺

締めくくりの宿坊体験・・今回の歩き遍路で3回の宿坊「安楽寺 仙遊寺 善通寺」と体験し朝のお勤めで住職さんのお話に涙する事もありました。熊谷寺でのお勤めはこれまでと違い,

住職さんのお話の他護摩焚きも初めて体験しました。